☆野菜は1日どれくらい食べればよい?☆

管理栄養士
管理栄養士

みなさんこんにちは。管理栄養士のナカムラです。

野菜には、ビタミン・ミネラル・食物繊維などの栄養素が豊富で、
これらの栄養素は体内ではほとんど作ることができず、食品から摂取する必要があります。
また、食物繊維には、食後の血糖値の急激な上昇を抑える効果があり、血糖コントロールを良好に保つには、野菜の摂取が大切です。

野菜は1日どれくらい食べればよいのでしょうか?

厚生労働省によると、1日あたり350g以上を食べることが理想とされています。
野菜を350g以上摂りましょうと言われても、どのくらいとればよいのか、なかなかイメージがつきにくいですよね。

生野菜では、両手に乗る量3杯分、
加熱した野菜では、片手に乗る量3杯分が目安です。

また、副菜の小鉢にすると、1食あたり1~2品、1日当たり5品が目安です。

野菜をたくさん食べるコツは?

野菜は食後の血糖値の上昇を抑える効果があるので、糖尿病の食事療法では毎食食べるのが理想です。
普段の食事に、野菜をたくさん取り入れるコツをご紹介します。

□茹でる・蒸す・レンジで加熱するなど、火を通してかさを減らす
□メインの料理にも、野菜を入れてみる
□レタス、プチトマト、きゅうりなどそのままで食べられる野菜を常備しておく
□ブロッコリーやほうれん草などを湯がいて、冷凍庫に常備しておく
□カット野菜や冷凍野菜を常備しておく
□外食の時は、野菜の多いメニューや、定食形式のお店を選ぶ

実践できそうなことはありましたか?
心の片隅において、日々の生活のヒントにしていただけたら嬉しいです。
困っていることや、わからないことがあれば、管理栄養士にいつでも相談してくださいね。

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