☆炭水化物と糖質の違い☆
こんにちは。管理栄養士のナラザキです。
今回は【炭水化物と糖質の違い】についてお伝えします。
「炭水化物」と「糖質」はよく耳にする言葉ですが、その違いは何でしょうか?どちらもお米やパンなどの主食にたくさん含まれていますが、実は同じものを指す言葉ではありません!
炭水化物を食べると血糖値が上昇する?
突然ですが、ここでクイズです!
『炭水化物を食べると血糖値が上昇する』というのは○△×のうちどれでしょうか。
続きを読みながら、答えを考えてみてください♪
「炭水化物」は、「糖質」と「食物繊維」の総称
糖質は、身体のエネルギー源となる物質で、体内でブドウ糖に分解されます。
血液中のブドウ糖濃度を示す数値が血糖値なので、糖質を食べると血糖値が上昇します。
食物繊維は人間の体内では分解できない成分で、消化されないためエネルギー源にはなりません。食物繊維を摂取しても血糖値は上昇せず、むしろ糖質の吸収を穏やかにして血糖値の急上昇を防ぐ効果があります。
食物繊維はたくさん食べていただきたい栄養素で、野菜やきのこ、海藻などに多く含まれますが、実はお米やパンなどの穀類にも含まれています。
「炭水化物」と「糖質」が別物だということがお分かりいただけましたか?
クイズの答え
それではクイズの答えを発表します。
『炭水化物を食べると血糖値が上昇する』は△です。
血糖値は上昇するので間違いではありませんが、正しく言い換えると、『糖質を食べると血糖値が上昇する』です!
まとめ
糖質は血糖値を上げるため悪いものだと感じる方もいらっしゃいますが、身体に必要な栄養素のひとつなので、過度な制限をするのは禁物です。ご自身の適正量を知り、バランスの整った食事を心がけましょう!
食事の適正量やバランスについて不安なことがございましたら、いつでも管理栄養士にご相談くださいね♪
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